以前、植物に水をあげる事に関して、「自動水やり」を記事で紹介しました。
自動水やりは大変便利ですが、一方で予約された時間以外で水を出したい際、自動散水機を操作する必要があります。
多少の手間がありますが、他の人も何人か使うため、少々説明するのに面倒です。
また、ちょっと使いたい場合は、蛇口を捻れば水がでるなら簡単でその方が良いです。
そのため、水道の蛇口を「双口水栓」に変える事にしました。
この記事では【単水栓】の蛇口交換について解説します。
双口水栓とは?
「双口水栓」とは、蛇口が2つ付いているものです。
商品名 | 万能ホーム双口水栓 13 |
JANコード | 4972353704187 |
メーカー | KAKUDAI(カクダイ) |
価格(税込) | 7,400円 |
仕様 | 呼径:13 ●節水固定コマ仕様(一般地・寒冷地共用) ●G1/2接続パイプは回転吐水口 |
URL | 商品情報 |
説明書 | 説明書PDF |
この蛇口は、水の出る場所は2つありますが、水の入り口である接続する部分は1箇所なので【単水栓】に分類されます。
この双口水栓なら、片方を自動散水タイマーに接続しても、もう片方を自由に水を使うことが可能になるというわけです。
【単水栓】の取り付け方法
双口水栓という特殊な形状をしてますが、取り付け方法は一般的な単水栓と代わりありません。
私はこういう蛇口の交換などの作業は苦手なほうです。
しかしそんな私でも、手順に従えば簡単にできました。
女性や中学生でも十分できる作業です。
その作業方法を解説します。
①用意するもの
以下のものを用意します。
- 交換する単水栓の蛇口
- 水栓用のシールテープ
蛇口は言うまでもありません。
シールテープは、蛇口を販売している場所なら近くに必ずあるはずです。
100円ショップのダイソーにも売ってました。
基本的にはこの2つあればOKですが、交換する際に、汚れが目立つなどする場合はブラシを用意してキレイにしましょう。
また古い蛇口が硬くて取り外せない場合は、レンチなどを使って外すと良いでしょう。
②水の元栓をしめる
蛇口を取り外す前に水を止めます。
止めないと当然ですが、蛇口を外した瞬間にびしょ濡れです。
水の元栓の場所が分からない場合、ポンプや水道メーターなど、大元を止めて作業をします。
③蛇口に残っている水を出す
まだ蛇口を取り外してはいけません。
蛇口に水が残っているので、とりあえず残留水をを出します。
④単水栓を外す
水を出し終えたら、蛇口を外します。
蛇口の外し方は反時計回り(左回り)です。
外して汚れていたら、汚れを取り除いてあげましょう。
⑤シールテープを交換用の単水栓に巻く
次に、シールテープを交換用の単水栓に巻きます。
この時、先端のネジの2山分は巻いてはいけません。
また、シワがなるべくないよう、均等に巻きましょう。
シールの巻く回数の目安は8~13回ほどです。
シールの説明書に書いてあると思いますので、そこをしっかり確認しましょう。
シールは単水栓のネジ穴正面から見て、時計回り(右回り)に回します。
この巻く回数や巻く方向を間違えると、水漏れの原因になりますので要注意です。
⑥単水栓を取り付ける
シールテープを巻きつけたら、単水栓を水道に取り付けます。
外す時は反時計回りで外したので、取り付けるのは時計回りになります。
水を出してみる
最後に元栓を戻し、蛇口をひねって水を出してみます。
水漏れがせず、しっかり放水できていれば成功です。
水漏れしている場合は、シールテープの巻き方に問題がある可能性もありますので、その際はもう一度外して掃除をし、シールテープを巻き直すといいかと思います。
【余談】最終的な蛇口の姿
私の個人的な話ですが、双口水栓を取り付けて最終的には以下の画像のようになりました。
1つ目の蛇口には自動散水タイマーを取り付け、2つ目の蛇口には散水用コネクタをつけました。
結構ゴッツイ感じになりました😅